「PLASTIC」作品解説
こんにちは。今日もあついですね。 さて、わたくし現在桐生市で開催しておりますグループ展「ArtComplex2019」にて写真を出展させていただいているのですが、今回はブログで出展作品の解説をさせていただきたいと思います! 今回の作品では、「浮遊」と「無機質」をキーワードに5枚の写真を展示させていただきました。 タイトルは「PLASTIC」。 これらを感じさせる為に意識した事は大きく分けて4つ。 1、非日常的なロケーション。 2、色は3色以内。 3、平面的。 4、マネキンの様なモデル。 細かく言うと、 1、カメラの向きやレンズの種類、編集の仕方なども含め、事前に頭の中で何度もシュミレーションしてから撮影場所へ向かいました。(一部その場の勢いで撮ったものもありますが 笑) 今回は特にラインを意識して構図を作っています。 さらに、ゴミはもちろん、中途半端に見切れた背景や木々、壁の継ぎ目、鳥のう●ちなど、日常を感じさせるモノをすべて消し去り、非日常感を演出しています。
2、この紫色のイスをとにかく使いたかった、、。ので、衣装の色をイスに合わせてもらっています。個人的に紫は水色との相性がいいと思うので、背景の色を少しブルーに寄せています。紫は好きな色なんですが、組み合わせをミスると死にます。
3、平面的な絵にする為に、撮影段階ではカメラの絞りをできるだけ絞り、背景をあまりボカさないようにします。編集ではコントラストを出来るだけ下げます。ただ単にシャドウを持ち上げてハイライトを下げただけでは眠いだけの写真になってしまうため、中間域のコントラストはちょっとだけ上げています。
4、マネキン感。あえて棒立ちで立ってもらったり、あえて不健康そうな肌の色にしたり、あえて顔隠したり。 なんかすみません。
解説は以上になります。 ありがとうございました! そして、お暑い中お越しいただいた方々、本当にありがとうございました!
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